篠ノ井線姨捨駅はホームからの絶景が人気?スイッチバックもある?

スイッチバック

ホームからの大パノラマの絶景

がセットで楽しめる駅、なのです。



SPONSERD LINK


長野県長野市の篠ノ井駅と同県塩尻市の塩尻駅を結ぶ、全長66.7kmの路線

 

篠ノ井線

 

今回紹介するのは、この篠ノ井線の


姨捨駅
(おばすてえき)

 

です。


場所はこちらになります。

 

姨捨駅は、ホームから広がる大パノラマの絶景が訪れる人を魅了し、旅番組やガイドブックに取り上げられる駅です。

 

今回は、その姨捨駅の大パノラマの絶景を紹介したいと思います。

 

もう一つ。

 

姨捨駅には、ある珍しい設備が存在します。

 

それはどんな設備か?

 

そちらも合わせ、姨捨駅の魅力に触れてみましょう。どうぞ最後までお楽しみ下さい。

№95 篠ノ井線姨捨駅はホームからの絶景が人気?スイッチバックもある?

さっそく姨捨駅の魅力に触れて行きましょう。まずは、大パノラマの絶景から。

姨捨駅の魅力①-大パノラマの絶景

姨捨駅は標高551mに位置し


上り線のホームからは眼下に善光寺平の眺めが広がります。この眺めは鉄道の日本三大車窓の一つに数えられています。姨捨駅は無人駅で付近に民家が少ないため、列車を日常の足として利用するための駅の利用者は少ないものの、この絶景を目当てに多くの観光客が訪れます。

姨捨駅の魅力②-スイッチバック

では次に、冒頭でも触れた、姨捨駅のある珍しい設備を紹介したいと思います。

 

それは

 

スイッチバック

 

といいます。

スイッチバックとは?

スイッチバックとは、一言で言うと

 

「急勾配を伴う地形における折り返し式(ジグザグ運転を伴う)鉄道線路」

 

です。と言われても、言葉だけでは分からないと思われますので、これから写真や動画で解説していきます。

中間駅なのに線路は行き止まり?

姨捨駅は、篠ノ井線の中間駅です。中間駅なら、通常は隣の駅へと線路が延びていますが、姨捨駅はご覧の様に


行き止まり

 

となっています。

列車の発着方法は?



SPONSERD LINK


では、線路が行き止まりの姨捨駅に停車する列車は、どのように駅に発着するのか?以下の動画で説明しましょう。


撮影した列車は下り列車で、松本駅を出発し、長野駅へ向かいます。駅に到着した列車は、到着時とは反対方向(バック)に動きます。画面の奥の線路に入り、再び方向転換(次の駅の方向)して本線を走っていきます。

 

反対に長野駅を出発し、松本駅方面へ向かう上り列車は、奥の線路に入り、方向転換して駅に進入し、再び方向転換して出発します。

姨捨駅にスイッチバックの設備がある理由は?

スイッチバックの駅だと、停車する列車は2回方向転換するわけで、運転士さんは方向転換のために運転席を移動したり、運転室横の窓から身を乗り出して推進(バック)運転しなければなりません。それは運転士さんにとって負担となりますが、どうしてそのようなことをしなければいけないのか?

 

それは

 

本線上に駅を作ろうとすると、勾配(坂)の途中になり、昔の列車(蒸気機関車)では勾配で停めたら動かせなかったから

 

です。


上の写真を見ていただきたいのですが、姨捨駅は勾配の途中に駅があり、駅のホームと本線(右の線路)にこれだけの高さの差があり、もしこの勾配上に駅を作ったら、昔の蒸気機関車が牽引する列車では停まったら最後、勾配を登れなくなってしまうのです。従って、勾配のない平らな場所に駅を作った結果、列車がジグザグに動く特殊な駅が誕生したのです。

通過列車はどうするのか?

この姨捨駅はすべての列車が停車するわけではなく、特急や快速は通過します。通過列車はどこを通るか、と言うと


駅のホームには進入せず、駅の上り線の横にある本線を通っていきます。
(この本線は、姨捨駅の上り線のホームから見下ろすことが出来ます)

まとめ

篠ノ井線の姨捨駅の魅力

魅力①-大パノラマの絶景

上り線のホームからは眼下に広がる善光寺平の眺めは、鉄道の日本三大車窓の一つに数えられる。

魅力②-スイッチバック

姨捨駅は、本線は停車後の再起動が困難なほど勾配が急なため、本線上にホームが設置できず、到着・出発時に独特な動きをする列車が見られる

おわりに

今回は、篠ノ井線の姨捨駅を紹介しました。今回の記事が、姨捨駅が旅番組やガイドブックに取り上げられる人気の理由が伝わり、実際に行ってみよう、と思っていただくきっかけになれば幸いです。

 

記事の中でスイッチバックについて紹介しましたが、かつて奥羽本線の福島県と山形県の県境には、このスイッチバックを備える駅が4駅連続した区間がありました。

 ⇒スイッチバックの駅が4連続した?奥羽本線板谷峠の当時のその様子は?

併せてお楽しみ下さい。

 

ここで紹介した動画や画像は、筆者が2008年5月に訪ねた時に撮影したものです。駅舎やホームは改修され、動画に登場する115系電車は貴重なものとなり、資料的な価値にも気付いていただけたら、と思います。

 

今回も最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

 

ではまた。


SPONSERD LINK

コメントを残す